お財布がなくてもスマホで簡単に決済が行えるスマホ決済サービスは、現在さまざまなタイプのものが登場しています。
これからスマホ決済を使ってみたいという人の中には、PayPay(ペイペイ)と楽天ペイのどちらを使っていこうか迷っているという人もいるのではないでしょうか。
PayPay(ペイペイ)と楽天ペイもコンビニや飲食店で気軽に利用できる決済サービスですが、支払い方法やチャージ方法など基本の使い方にも若干の違いがあります。
そこで今回は、PayPay(ペイペイ)と楽天ペイの比較について詳しく調べてみました。
PayPay(ペイペイ)と楽天ペイの比較を分かりやすく解説
PayPay(ペイペイ)と楽天ペイはスマホを使った決済サービスですが、それぞれ運用している企業が異なりますので利用方法やサービスにも違いがあります。
PayPay(ペイペイ)はソフトバンク株式会社とヤフー株式会社の合弁会社として設立された企業が運用しており、楽天ペイは楽天市場などを運営する楽天株式会社が提供している決済サービスです。
そのため、大きく違いを分けると以下のような特徴があるといえるでしょう。
- PayPay(ペイペイ)...ヤフー関連・ソフトバンク関連のサービスを多く利用している人が利用しやすい・お得になりやすい
- 楽天ペイ...楽天関連のサービスを主に利用している人が利用しやすい・お得になりやすい
ただしPayPay(ペイペイ)では、ヤフーやソフトバンク関連のサービスをこれまで利用していない人も対象にボーナス付与などを行っていますので、利用しやすいさの幅広さは今のところPayPay(ペイペイ)の方が優勢のようです。
そのため利用者数もPayPay(ペイペイ)と楽天ペイを比較すると、今のところPayPay(ペイペイ)の利用者の方が多い印象があります。
ユニクロでPayPay払いしたらめっちゃ還元されてびっくり😂 ネットショッピングでもムスコのオムツ(パンパース)が1パック600円くらいで買えちゃってラッキーだった〜〜🤟🏾💕 ありがとPayPay🥺✨ (でも還元上限超えたら楽天ペイに戻る🤫) pic.twitter.com/rndyhPUhb1
— ゆいくりーむ (@yui_cream_) March 8, 2021
それでは実際に具体的なPayPay(ペイペイ)と楽天ペイの違いを比較していきましょう。
PayPay(ペイペイ)と楽天ペイの比較 チャージ方法・支払い方法
PayPay(ペイペイ)と楽天ペイの違いを比較するにあたって、まずチャージ方法や支払い方法に関する違いをみていきましょう。
PayPay(ペイペイ)も楽天ペイもスマホ決済が行えるサービスですが、事前に決済を行う残高をチャージしたり他の決済サービスと紐付けをして支払いを行っていくことになります。
現在利用可能なPayPay(ペイペイ)と楽天ペイのチャージ方法・支払い方法をそれぞれ比較していきましょう。
PayPay(ペイペイ)のチャージ方法・支払い方法
- 銀行口座からの残高チャージ
- ヤフーカードからの残高チャージ
- セブン銀行ATMからの残高チャージ
- ヤフオク!PayPayフリマの売り上げからの残高チャージ
- ソフトバンク・ワイモバイルからのまとめて支払い
- クレジットカードとの紐付けによる支払い
楽天ペイのチャージ方法・支払い方法
- 楽天カードからの残高チャージ
- 楽天銀行からの残高チャージ
- ラクマからの残高チャージ
PayPay(ペイペイ)の場合には残高をチャージする方法以外にもソフトバンクやワイモバイルの利用料とPayPay(ペイペイ)での支払額をまとめて払う方法やクレジットカードを紐付け手の支払い方法などが利用可能です。
またPayPay(ペイペイ)のチャージに利用できる銀行のかずも数十店舗となっており、セブン銀行ATMではキャッシュカードなどがなくても残高をチャージすることができます。
一方の楽天ペイでは残高チャージは、楽天カードや楽天銀行など楽天グループのサービスを利用してのみ可能です。
そのため楽天カードの登録や楽天銀行の口座開設を行っていない人であれば、利用しにくい決済サービスだといえるでしょう。
PayPay(ペイペイ)と楽天ペイの比較 決済方法
PayPay(ペイペイ)と楽天ペイの比較として、店頭においての決済方法もそれぞれ違いがあります。
PayPay(ペイペイ)の決済方法
- PayPay(ペイペイ)アプリのバーコード読み取り
- PayPay(ペイペイ)アプリのQRコード読み取り
- 店頭側のQRコード読み取り
楽天ペイの決済方法
- 楽天ペイアプリのバーコード読み取り
- お店側のQRコード読み取り
- 支払うお店を自分で選択する「セルフ」での支払い
- Suica払い
- 楽天Edy払い
チャージ方法や支払い方法の種類の多さはPayPay(ペイペイ)の方が多く自由度が高い印象でしたが、店頭での支払い・決済に関しては楽天ペイの方が選択できる種類が多くなっています。
アプリ上のバーコード読み取りやお店側のQRコード読み取りなど、同じ方法が利用できるものもありますがSuicaや楽天Edyなど、楽天ペイアプリでは複数の支払い方法が選択できるというのも魅力の1つだといえるでしょう。
PayPay(ペイペイ)と楽天ペイの比較 ポイント・ボーナス還元
PayPay(ペイペイ)と楽天ペイはどちらも利用によるポイント・ボーナス還元を行っているスマホ決済サービスです。
ただしポイント・ボーナスの還元率や還元の条件は、PayPay(ペイペイ)と楽天ペイでそれぞれ異なります。
PayPay(ペイペイ)のポイント・ボーナス還元
- チャージ残高の利用またはヤフーカードの利用がボーナス還元の条件
- 店頭での利用は基本0.5%・対象店舗のオンラインショップの利用は基本1%の還元率
- 一定期間の利用回数や利用金額によって還元率が+0.5%〜+1%アップする
- 還元されたボーナスはPayPay(ペイペイ)残高として利用可能
楽天ペイのポイントボーナス還元
- 楽天経済圏で共通に利用されている楽天ポイントが還元される
- 還元率は楽天銀行払い・楽天カード払いで1%
- 楽天市場や楽天証券など他の楽天サービスを利用することによってもポイント還元率が変化する可能性がある
- 還元されたポイントは楽天経済圏(楽天グループ)のサービスで利用可能
- 楽天ペイのチャージ残高としても利用可能になっている
PayPay(ペイペイ)と楽天ペイの比較を分かりやすく解説まとめ
今回は、PayPay(ペイペイ)と楽天ペイの比較について詳しく調べてみました。
PayPay(ペイペイ)と楽天ペイはどちらも同じスマホ決済サービスですが、どちらかといえば楽天ペイの方が楽天ユーザーに特化したサービスとなっており、PayPay(ペイペイ)は比較的幅広い層を対象としたサービスになっている印象です。
そのため楽天サービスを主にりようしている人でも、PayPay(ペイペイ)と楽天ペイを併用していくことでお得に使えるチャンスが増える可能性が高いといえるでしょう。