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PayPay(ペイペイ)の複数アカウント・複数端末を分かりやすく解説

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加盟店の増加に伴い、ユーザー数も増えているスマホ決済サービスのPayPay(ペイペイ)。

そんなPayPay(ペイペイ)の利用を検討している人の中には、実際の登録前に複数アカウントや複数端末での利用ができるのか詳しく知りたいという人もいますよね。

スマホの2台持ちなどをする人にとって、PayPay(ペイペイ)が複数アカウントや複数端末での利用に対応しているかどうかで灯籠するかどうかを決めたいという人も多くなっているようです。

そこで今回は、PayPay(ペイペイ)の複数アカウント・複数端末について分かりやすく解説していきます。

PayPay(ペイペイ)の複数アカウント・複数端末を分かりやすく解説

PayPay(ペイペイ)の複数アカウント作成は原則禁止

PayPay(ペイペイ)の複数アカウントとは、PayPay(ペイペイ)にログインする時のアカウントを1人のユーザーが複数作成して使い分けることを指しています。

しかしPayPay(ペイペイ)の複数アカウント作成は原則禁止ですので、基本的に1人1アカウントまでに限定されているのです。

そのためPayPay(ペイペイ)に同じ電話番号や同じ口座・クレジットカードを使って複数アカウントを登録することもできません。

それでも特定の理由によりPayPay(ペイペイ)で複数アカウントを持ちたいと考えているひともいますよね。

PayPay(ペイペイ)で複数アカウントを使いたい人の多くが以下のような理由によるものです。

  • キャンペーンやキャッシュバック・ポイント還元の二重取り・三重取りがしたい
  • PayPay(ペイペイ)で利用可能な上限額をあげたい
  • スマホの機種変更やキャリア変更によりアカウントを作り直したい

PayPay(ペイペイ)では不定期ではありますが、キャッシュバックやポイント還元などのキャンペーンを行っていることも多く、複数アカウントからキャンペーンに参加することでキャッシュバックやポイント還元をより多く受けたいという人がいるようです。

しかしPayPay(ペイペイ)側に複数アカウントの作成がバレれば、キャンペーンのキャッシュバックやポイント還元は取り消しになります。

またPayPay(ペイペイ)の複数アカウントを開設したい理由として利用できる上限額を引き上げたいという人もいますよね。

PayPay(ペイペイ)の利用可能上限額が5000円の場合、2つのアカウントで利用すれば「5000円×2アカウント=10000円」となり、上限10000円まで利用できることになります。

しかしこのような上限額吊り上げの目的により複数アカウントを作るのも禁止です。

一般的にクレジットカードからの支払いで利用できる上限額は5000円までとなっていますが、本人確認を行えば上限額が2万円までアップします。

さらにPayPay(ペイペイ)残高を利用した上限額は50万円までとなっていますので、支払い方法を工夫しながら上限額をあげていくのがよいでしょう。

そして電話番号の変更やスマホの機種変更などの理由によって、既存のPayPay(ペイペイ)アカウントが残っている状態で新たにアカウントを作った場合にも複数アカウントとPayPay(ペイペイ)側に判断されてしまいます。

機種変更や電話番号変更であってもPayPay(ペイペイ)の複数アカウント開設は禁止です。

たとえ電話番号が変わるような場合でも、原則として既存のPayPay(ペイペイ)アカウントを引き継いで利用していくことになるでしょう。

既存アカウントの携帯電話番号の変更は、PayPay(ペイペイ)公式サイトから手続きができるようになっていますので、所定の手続きを踏んで電話番号の変更を行ってください。

PayPay(ペイペイ)は複数端末からの利用ができる

次にPayPay(ペイペイ)の複数端末利用についてもみていきましょう。

PayPay(ペイペイ)の複数端末利用とは、PayPay(ペイペイ)に1つアカウントを作成して、そのアカウントを複数のスマホなどで利用していく方法です。

1つのアカウントを複数端末で利用できるようになると、スマホの2台持ちなどを行っている人の場合かなり便利になりますよね。

しかし同じ決済サービスであるd払いやauペイ、LINEペイなどは、このような複数端末での利用には対応していません。

一方のPayPay(ペイペイ)では、複数端末での利用が2019年頃からできるようになっており、スマホ2台持ちの方などはそれぞれのスマホで同一アカウントでのPayPay(ペイペイ)利用ができるようになりました。

ただしPayPay(ペイペイ)が複数端末で利用できるとなると、不正ログインなどによるPayPay(ペイペイ)の不正利用が心配という人もいるでしょう。

しかしPayPay(ペイペイ)では複数端末からのログインを管理できる「ログイン管理機能」も実装されており、リアルタイムでどの端末から同じアカウントにログインしているのかを確認することができるようになっています。

また知らない端末などからのログインがあった場合には、親機となるスマホから強制的にPayPay(ペイペイ)からログアウトさせることも可能です。

このような点からも、PayPay(ペイペイ)の複数端末機能は安全性高く利用できるといえるでしょう。

PayPay(ペイペイ)の複数アカウント・複数端末を分かりやすく解説まとめ

今回は、PayPay(ペイペイ)の複数アカウント・複数端末について分かりやすく解説してきました。

PayPay(ペイペイ)では複数アカウントを作成することは禁止されており、同一名義や同一の電話番号、同一口座番号やクレジットカード番号を使った複数アカウントの作成はできなくなっています。

一方、複数端末で1つのアカウントを利用することは認められていますので、スマホ2台持ちの方などはぜひ利用してみてくださいね。