スマホさえあれば一瞬で決済が完了するとして、ユーザー数を伸ばしているスマホ決済サービスのPayPay(ペイペイ)。
PayPay(ペイペイ)を利用すればヤフーやソフトバンク経済圏で生活している人にはポイント還元などのメリットもどんどん増えています。
しかしPayPay(ペイペイ)ではメリットばかりが評判にあがりがちで、「実際にデメリットはないの?」と不安になる人もいるでしょう。
そこで今回は、PayPay(ペイペイ)のデメリットに焦点を当てて詳しく調べてみました。
PayPay(ペイペイ)のデメリットを分かりやすく解説
PayPay(ペイペイ)のデメリット ヤフーカード以外のクレジットカード利用には一定の制限がある
PayPay(ペイペイ)では、PayPay(ペイペイ)アプリへのチャージやクレジットカードの紐付けにより店頭やネット上などでPayPay(ペイペイ)を使って支払いができるようになります。
そのため、PayPay(ペイペイ)にクレジットカードを登録して支払いをしていきたいと考えている人もいるでしょう。
しかしPayPay(ペイペイ)では、登録するクレジットカードがヤフーカードなのかヤフーカード以外なのかで、利用可能な範囲やポイント還元のルールなどが異なってきます。
PayPay(ペイペイ)にチャージできるクレジットカードはヤフーカードのみ
PayPay(ペイペイ)アプリへのチャージを事前に行ってお店などでの支払いを行いたいという人も多いと思いますが、PayPay(ペイペイ)へチャージできるクレジットカードはヤフーカードのみという部分が1つめのデメリットです。
ヤフーカード以外のクレジットカードではチャージはできなくなっており、ヤフーカードを持っていない人はPayPay(ペイペイ)に銀行口座情報を登録して銀行口座残高からチャージを行う必要があります。
PayPay(ペイペイ)自体はヤフーカード以外でもクレジットカードの登録は可能ですが、ヤフーカード以外のクレジットカードを利用するのであればPayPay(ペイペイ)支払い分は直接クレジットカード決済が行われるのです。
ヤフーカードを持っていない人でチャージがしたいという人は、銀行などの金融機関口座をPayPay(ペイペイ)に登録する必要があるでしょう。
お店でポイント還元が受けられるのはPayPay(ペイペイ)残高またはヤフーカード利用の場合のみ
PayPay(ペイペイ)は豪華なポイント還元やキャッシュバックも人気の1つとなっていますが、ヤフーカードが利用できないことでポイント還元が受けられない可能性があるというデメリットもあります。
Paypayじゃなくクレジットなら現金還元だよー 最近paypayはPayPay残高や、ヤフーカードじゃないと、消費者還元事業とは別の還元付与しなくなったし、渋くなったなー
— カフェイン (@caffeine_wonder) June 27, 2020
PayPay(ペイペイ)では、前月の利用状況に応じて0.5%〜1.5%のポイント還元などを行っていましたが、店頭利用で還元の対象となるのは「PayPay(ペイペイ)残高からの支払い」または「ヤフーカードを使った支払い」のみとしていることなどがありました。
そのためPayPay(ペイペイ)をチャージせずにヤフーカード以外のクレジットカードから直接支払いに設定している人などには、PayPay(ペイペイ)の還元は対象外となってしまう可能性が出てきたのです。
PayPay(ペイペイ)残高をクレジットカードで入金するためにはヤフーカードが必要になりますので、ポイント還元などの点からもPayPay(ペイペイ)はヤフーカードがないとデメリットが増えてしまうという印象があります。
PayPay(ペイペイ)以外のクレジットカードはJCBが利用できない
さらにPayPay(ペイペイ)ではクレジットカードの登録に利用できる国際ブランドに、以下のような条件がついてきます。
- PayPay(ペイペイ)に登録できるヤフーカードの国際ブランド...VISA・MasterCard・JCB
- PayPay(ペイペイ)に登録できるヤフーカード以外のクレジットカードの国際ブランド...VISA・MasterCard
クレジットカードのJCBが利用できるのはヤフーカードのみとなり、ヤフーカード以外のクレジットカードでJCBの国際ブランドが付帯したものは利用できないのです。
そのため、ヤフーカード以外のクレジットカードでJCBブランドのものしか持っていないという人は、クレジットカードの利用ができず、基本的に銀行口座からのチャージでのPayPay(ペイペイ)利用に限られてくるでしょう。
PayPay(ペイペイ)のデメリット PayPay(ペイペイ)残高が他の決済方法と併用できない
PayPay(ペイペイ)のデメリットとして、チャージ残高が余ってしまうというデメリットに関するクチコミもよくみられます。
特にデメリットとして多くなっているのが、PayPay(ペイペイ)の残高が他の決済方法と併用して利用できないというものです。
paypay残高が250円で、有効期限が20日までだったので、から好しで消費しようとしましたが、現金との併用は出来ないそうです💦 ポイントもそうですが端数余るとたまに困りますよね。 コンビニで使うしかないかな。 皆さんならどうしますか?
— マナティ@平和な人生を目指す (@manateenikki) September 14, 2020
たとえばPayPay(ペイペイ)のチャージ残高が500円あるとしましょう。
コンビニなどで550円の商品を購入した場合、「PayPay(ペイペイ)のチャージ残高から500円+端数の50円を現金で」という支払い方法をしたい人もいると思いますが、PayPay(ペイペイ)ではこのような支払い方法の併用ができなくなっています。
そのためPayPay(ペイペイ)にチャージを行いながら使っている人の中には、チャージ残高を全て使い切ることができない人も多くなっているようです。
PayPay(ペイペイ)の残高を利用するには、PayPay(ペイペイ)残高よりも価格の安いものの支払いをするか、PayPay(ペイペイ)残高をチャージするいずれかの方法を利用しなければなりません。
PayPay(ペイペイ)のデメリットを分かりやすく解説まとめ
今回は、PayPay(ペイペイ)のデメリットに焦点を当てて詳しく調べてみました。
PayPay(ペイペイ)はお財布を出さずにスマホだけで決済が完了するなどのメリットが多くあげられていますが、実際にはヤフーカードが優遇されすぎているなどの特徴があります。
今後PayPay(ペイペイ)を利用していく人の中にも、今回あげたようなデメリットが理由でPayPay(ペイペイ)が使いにくくなってしまう人もいると思いますので、PayPay(ペイペイ)の特徴をしっかり把握していきましょう。