現金を使わないスマホ決済が徐々に一般化しつつある現在、これからスマホ決済をつかってみたいと考えている人もいるでしょう。
コンビニや飲食店、オンラインショップなどで活用できるスマホ決済サービスは現在さまざまな企業から登場していますが、中でもPayPay(ペイペイ)とd払いのどちらを使っていこうか悩んでいるという人もいるのではないでしょうか。
PayPay(ペイペイ)とd払いは、同じようなスマホ決済ではありますが利用方法や利用の条件はそれぞれのサービスごとに異なります。
そこで今回は、PayPay(ペイペイ)とd払いの比較を分かりやすく解説していきます。
PayPay(ペイペイ)とd払いの比較を分かりやすく解説
スマホ決済サービスとして名前が上がることも多いPayPay(ペイペイ)とd払い。
しかしPayPay(ペイペイ)とd払い、どちらを使ったらお得になるのかしっかり比較したいという人も多いはずです。
実際にPayPay(ペイペイ)とd払いどちらを利用したらお得になるのかは、普段から利用しているクレジットカードや貯めているポイントなどによっても人によって変わってきます。
まずはPayPay(ペイペイ)とd払いの基本スペックの比較をみていきましょう。
PayPay(ペイペイ)とd払いの比較 ポイント還元率
- PayPay(ペイペイ)...0.5%〜1%
- d払い......0.5%〜1%
PayPay(ペイペイ)とd払いの比較 支払い対応クレジットカード・銀行口座
- PayPay(ペイペイ)...VISA・MasterCard・JCB(ヤフーカードのみ対応)・約80以上の銀行口座に対応
- d払い...VISA・MasterCard・JCB・AmericanExpress・約30以上の銀行口座に対応
PayPay(ペイペイ)とd払いの比較 利用可能上限額
- PayPay(ペイペイ)...1ヶ月最大200万円(ただし本人確認・チャージ・クレジットカード登録などの上限によって上限額が異なる)
- d払い...1ヶ月最大100万円(ただしdocomoの電話料金の契約状況やドコモ口座充当などの契約条件によって異なる)
PayPay(ペイペイ)とd払いの比較 使えるコンビニ
- PayPay(ペイペイ)...セブンイレブン・ファミリーマート・ローソン・ミニストップ・セイコーマート・ポプラなど
- d払い...セブンイレブン・ファミリーマート・ローソン・ミニストップ・セイコーマート・ポプラなど
それでは具体的にPayPay(ペイペイ)とd払いで大きな違いがある部分にポイントを絞って詳しくみていきましょう。
PayPay(ペイペイ)とd払いの比較 ポイント還元率とポイント還元の条件
まずPayPay(ペイペイ)のポイント還元率については、PayPay(ペイペイ)利用特典として0.5%〜1.5%のPayPay(ペイペイ)ボーナスの還元が行われます。
そしてこれまで、PayPay(ペイペイ)でヤフーカードを利用して支払いを行うことによりPayPay(ペイペイ)ボーナス+ヤフーカードのポイント還元というポイントの二重どりが可能でしたが、
2020年2月よりヤフーカードへのポイント還元がなくなったため、PayPay(ペイペイ)ではポイントの二重どりができなくなったようです。
ただしPayPay(ペイペイ)のボーナスポイント還元の方法はヤフーカードまたはPayPay(ペイペイ)残高のいずれかを選択する必要があり、ポイント還元がないという状況でもPayPay(ペイペイ)においてヤフーカードは優遇された状態になっています。
またd払いについては、d払い利用特典として0.5%〜1%のdポイントが還元されるルールです。
d払払いのポイント還元の場合、ためたポイントはd払いで「1ポイント=1円」として利用できます。
またd払いの場合には、傘下のサービスであるdカードを登録することでポイントの二重どりが可能です。
PayPay(ペイペイ)とd払いどちらを利用するのかの他にも、ヤフーカード・dカードどちらのクレジットカードを利用するのかなどによっても使いやすさやポイント還元率は変わってくるでしょう。
PayPay(ペイペイ)とd払いの比較 支払い方法の違い
PayPay(ペイペイ)とd払いはどちらもスマホ決済サービスですが、スマホ決済を経由して利用できる支払い方法に違いがあります。
まずPayPay(ペイペイ)に関しては、スマホ決済を行うためにPayPay(ペイペイ)自体にチャージを行う方法とクレジットカードを紐づけて支払いを行う方法が設定可能です。
チャージを行う場合にはヤフーカードまたは銀行口座の登録が必要になり、ヤフーカード以外のクレジットカードではチャージできないという縛りがあります。
ヤフーカード以外のクレジットカードを利用してPayPay(ペイペイ)で支払いをするのであれば、PayPay(ペイペイ)を経由したクレジットカードからの支払い方法を選択する必要があるでしょう。
一方のd払いでも、支払い方法にはチャージとクレジットカード登録による直接の支払い方法が選択可能ですが、チャージで利用できるのは銀行口座からの引き落としやコンビニ払いのみでdカードであってもクレジットカードでの直接支払いは行えません。
ただしチャージではなくクレジットカードでの直接支払いを選択した場合、ポイント還元やキャンペーンなどの面でdカードが一番優遇されますので、dカードでの登録がおすすめです。
PayPay(ペイペイ)とd払いの比較 利用可能上限額の違い
PayPay(ペイペイ)とd払いの利用可能上限額は、ユーザーの利用状況によってかなり上限額が変わってきます。
PayPay(ペイペイ)とd払いの利用可能上限額は、同列で比較できない部分も多いので、以下の内容を確認してみてください。
PayPay(ペイペイ)の利用可能上限額
- PayPay(ペイペイ)残高上限額...過去30日間で200万円
- 青いバッジがついている+本人認証設定済みクレジットカード...過去30日間で25万円
- 本人認証設定済みクレジットカード...過去30日間で5万円
- 本人認証設定未認証クレジットカード...過去30日間で5000円
d払いの利用上限額 電話料金と合算払いの場合
- ドコモ契約期間1〜3ヶ月...月1万円まで
- ドコモ契約期間4〜24ヶ月3万円まで
- ドコモ契約期間25ヶ月目以降...月5万円〜10万円まで(契約料金プランによっても異なる)
d払いの利用上限額 ドコモ口座充当の場合
- 受入限度額...100万円
- QR決済は1回あたり49999円まで
PayPay(ペイペイ)とd払いの比較を分かりやすく解説まとめ
今回は、PayPay(ペイペイ)とd払いの比較を分かりやすく解説してきました。
同じスマホ決済のPayPay(ペイペイ)とd払いでも、比較するとサービスにかなり違いがあることがわかります。
PayPay(ペイペイ)とd払いを併用する方法などもありますので、より利用しやすい方法を使ってみてくださいね。